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日数 | 金額 |
1日 | |
7日 |
車名 | BMW 5_SERIES 523d ツーリングMスポーツ |
ボディタイプ | ワゴン |
乗員定員(人) | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4920×1860×1480 |
車両重量(kg) | 1860 |
エンジン形式 | 直列4気筒DOHCターボ (ディーゼル) |
排気量(CC) | 1995 |
最高出力(PS/rpm) | 184/4000 |
駆動方式 | FR |
トランスミッション | 8AT |
燃料タンク容量 (L) | 70 |
燃料 | 軽油 |
JC08モード燃費 (km/L) | 16.6 |
カーナビゲ・オーディオ | 有 |
エアコン | オート |
ETC | 有 |
スタッドレスタイヤ(12月~3月) | 無 |
こんなレンタカーです
2015年に発覚したドイツ・フォルクスワーゲンによる排ガス不正問題により、欧州ではディーゼルエンジンから電動化に大きくかじを切った感があります。欧州ではガソリン車よりディーゼル車の方がもともと人気がありました。ドイツではガソリンと軽油は同じくらいの価格にも拘らず、ディーゼル車の方が人気があったのは、燃費が良いことと、太いトルクによる加速感だといいます。
以前雑誌で、世界一のディーゼルエンジンはBMWのN47D20C型だと読んだことがあります。この車両のエンジンですが、「エンジンだけ優秀でも、全体的には日本車に比べると落ちる」と、それまで考えていたものですが、実際に乗る「良くここまで作り込んだ」との思いが自然と生まれました。
以前に自動車メーカーの技術者が、集団でドイツのVWの工場を視察したことがあるそうです。その際の感想は、「外に現れないような箇所を、丹念にコストを掛けて作り込んでいることに驚いた」と、いうものだったそうです。
確かに電装品などの細かいところでは日本車に分があります。しかし、車のデザイン、たたずまい、静粛性、室内の広さ、乗り心地、高速安定性、力強さ、ボディ剛性といった車に必要な価値を並べていくと、その全てに一級品の感があります。
ミッションは8速です。これにスポーツ、コンフォートといった4つのレンジの切り替えがあります。各レンジごとに8速のトルク特性を上手く使ってレンジの目的を適えます。スポーツ・プラスにするとデフロックが掛かり、コンフォート・プラスにすると、50km/h以上ではアクセルをオフにすると、驚くことにミッションとエンジンが切り離されて、グライダーのように滑空します。アクセルをオフにしてから3秒くらいは再加速を想定して回転数を保ち、それが過ぎるとアイドリングまでストンと落ちるといった具合です。
ミッションだけでなく、ギャップをいなす柔らかい足回りにも拘わらず、高速道路では微動だにしない安定感があることを考えると、どうも、ドアの開閉音のような一つ一つの価値を妥協なく作り込んでいるようなのです。そんなBMWと比べると、どうしても、日本車はまだ作り込みが足りないと感じてしまうくらいなのです。
また、BMWはベンツと並ぶ世界的な高級ブランドです。高級車には「豊かさ」や「重要感」も必要になります。「重要感」というのは、「あの人は社会的に重要な人だ」と、周囲の人が思う感覚のことです。
この車両も重要感がありますので、豊かな気持ちで乗車することができます。燃費は軽油で15km/ℓくらいです。大きい割に経済的なところも魅力です。私と同様に外車に偏見のある方に、特に乗車をお勧めする車両です。